5Gや自動車レーダーによってミリ波帯の材料市場は大きく変化しています。この市場で成功して行くための重要なツールとして、優れた材料を精度良く評価できる測定系が必要とされています。 80 GHzスプリットシリンダ共振器はこの市場要求に応え、使いやすく正確な誘電材料測定を提供します。すでに50 GHzまでの低損失材料測定法として、 市場に定着しているスプリットシリンダ共振器の設計を最新の加工技術に合わせて最適化することで上限周波数を大きく伸ばしました。 その結果、平板試料を用いて、10 GHzから80 GHzまでの広い周波数範囲において、簡単に再現性の良い測定を行えるようになりました。 実測例はこちら
共振器法の技術概要について詳しくはこちらをごらんください。
試料の加工について詳しくはこちらをごらんください。
自宅でミリ波材料測定測定 EMラボのスプリットシリンダ YouTubeで視聴
材料に対する性能要求が厳しくなることにともない、実動作状態での性能確認がますます重要になっています。 その一方で、広い温度範囲で信頼性の高い誘電率評価を行うことは非常に困難でした。50種類以上のサンプル評価を通して 得られた測定ノウハウをつぎ込んで、装置導入後すぐに有用な結果が出せるシステムを開発しました。
標準のスプリットシリンダは使用できません。(アップグレード可能です。)
型番 | 品名 | 共振モード | Q値(無負荷) | 接続用コネクタ |
---|---|---|---|---|
CR-710 | スプリットシリンダ共振器 10 GHz | TE011 | 20,000以上 | 2.92 mm(f) |
CR-720 | スプリットシリンダ共振器 20 GHz | 14,000以上 | ||
CR-724 | スプリットシリンダ共振器 24 GHz | |||
CR-728 | スプリットシリンダ共振器 28 GHz | |||
CR-735 | スプリットシリンダ共振器 35GHz | 10,000以上 | ||
CR-740 | スプリットシリンダ共振器 40 GHz | |||
CR-750 | スプリットシリンダ共振器 50 GHz | 7,000以上 | 2.4 mm(f) | |
CR-760 | スプリットシリンダ共振器 60 GHz | 6,000以上 | 1.85 mm(f) | |
CR-780 | スプリットシリンダ共振器 80 GHz | 1 mm(f) | ||
CR-710-TC | スプリットシリンダ共振器 10 GHz 温特対応 | 20,000以上 | 2.92 mm(f) | |
CR-720-TC | スプリットシリンダ共振器 20 GHz 温特対応 | 14,000以上 | ||
CR-724-TC | スプリットシリンダ共振器 24 GHz 温特対応 | |||
CR-728-TC | スプリットシリンダ共振器 28 GHz 温特対応 | |||
CR-735-TC | スプリットシリンダ共振器 35 GHz 温特対応 | 10,000以上 | ||
CR-740-TC | スプリットシリンダ共振器 40 GHz 温特対応 |